ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

ナスを主役に差別化 用途の少なさ逆手にとって ―― 群馬県前橋市・ワタナベファーム(5面・流通)【2017年8月3週号】

170823_02.jpg

 群馬県前橋市粕川町のワタナベファーム(渡邉初夫代表)では、自家栽培したナスを主原料に使った加工品の開発・販売に力を入れる。担当するのは妻の博美さん(63)。紫色の野菜や果物に含まれるポルフェノールの機能性に着目して作ったオリジナルジュース「紫のおもてなし」は、その独創性から女性客を中心に人気が高い。県内外で開かれる催事やイベントに出向くなどして利用客に商品の魅力を伝える。ナスの新たな可能性を広げながら知名度と売り上げ向上を図っている。

(5面・流通)

〈写真:足を止めた買い物客に試飲を勧める博美さん〉