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ブラジルの食肉 安全性に問題発覚 21施設からの輸入を保留(2面・総合)【2017年3月4週号】

 ブラジルの食肉加工業者が衛生基準を満たしていない食品・食肉加工品を出荷・販売していた問題を受け、政府は21日、問題の業者からの食肉輸入手続きを「保留」する措置をとった。ブラジルは世界有数の食肉輸出大国だが、食肉加工業者が検査官を買収して賞味期限切れの肉や発がん性物質を含む肉など問題のある食肉を国内外に販売していたとして摘発され、欧州連合(EU)や中国、メキシコなどが輸入規制を発表するなど影響が広がっている。
 日本は、2015年度にブラジルから43万7千トンの食肉・食肉製品を輸入。うち鶏肉は42万1千トンで、日本が輸入している鶏肉の8割弱を占める。

(2面・総合)