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モモ 独自の「返し枝」で樹体の日焼け防止、長期栽培可能に ―― 香川県丸亀市・建石照夫さん(11面・営農技術)【2017年3月2週号】

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 モモ75アールを栽培する香川県丸亀市飯山町の建石照夫さん(73)は、枝を誘引して日陰をつくる「返し枝」で樹体の日焼けを防止するなど独自の工夫を組み合わせることで、樹齢を長期化させている。苗木の定植前に客土や暗渠〈あんきょ〉敷設などを行い、根傷みを防ぐ。樹木ごとの特徴を観察し、生産が不安定な樹木は成木となる5年以内に更新している。小まめな管理を行いながら、優れた個体を選抜し、長期的に良質果を安定生産している。

(11面・営農技術)

〈写真:返し枝を示す建石さん。「視察に来た農家にも、よく注目される」と話す〉