高知県面積の90%以上を中山間地域が占めるNOSAI高知(高知県農業共済組合)では高齢化などで農家戸数が減少する中、NOSAI部長が地元農家と密接に関わりNOSAI制度の根幹を支える。地域の担い手や自治会の役職を務め、近隣での災害の発生や制度への要望などを把握する身近な存在でもある。獣害や高齢化など課題も山積する集落で農地維持を支えるNOSAI部長について、県内でも特に中山間地域を多く抱える四万十支所管内で取材した。
(5面・NOSAI)
〈写真上:「イノシシがすぐ近くから下ってきます」と獣道を示す笹岡さん〉
〈写真下:担当職員から広報紙を受け取る長森さん(左)〉