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大玉・中玉トマトの糖度異なる4商品 栽培分け多様なニーズに対応 ―― 新潟市・株式会社曽我農園(8面・流通)【2017年2月2週号】

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 「ターゲットとなる消費者を明確にした販売が重要」と曽我新一さん(38)。ハウストマト68アールを手掛ける新潟市北区木崎の株式会社曽我農園代表を務める。看板商品は糖度を9~10度に仕上げた「金筋トマト」。ファースト系の大玉品種を使い、贈答向けに1.2キロ入り3千円で自営の直売所で販売する。一方、同じ品種で糖度を6~7度に抑えた「恋玉」も栽培し、試食を通して好みの味を選んでもらう。中玉トマトも高糖度品を「蜜星」として直販、糖度を6度に抑えたものは量販店に卸す。ブランド名は商標登録している。高級品と大衆品を作り分けて販売し、多様なニーズに応えている。

(8面・流通)

〈写真:自営の直売所でトマトを陳列する曽我代表〉