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ヒートポンプで地中熱利用 水平にパイプ埋設しコスト4割減/寒冷地での野菜周年栽培 ―― 福井県・福井県園芸研究センター(14面・資材)【2017年1月4週号】

 福井県園芸研究センターは、年間を通して温度が安定している地中熱をヒートポンプ(熱交換装置)で利用する、野菜の周年栽培試験に2016年度から取り組んでいる。パイプを地中深くまで敷設し、設置費用がかさむ従来の「鉛直型」と異なり、2メートルの深さに平面的に穴を掘りパイプをはわせる「水平型」としたのが特徴で、設置コストを4割低減した。燃油での暖房と比べると、ランニングコストは4割削減される見込み。

(14面・資材)