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農地集約、花木・野菜で収益 多様な担い手を育成 ―― 愛媛県東温市・桜羅楽農会(9面・営農技術)【2017年1月3週号】

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 中山間地域である愛媛県東温市奥松瀬川〈おくませかわ〉地区の集落営農組織「桜羅楽農会〈おうららくのうかい〉」は、組織自体は農地を借りずに現役世代の個別経営を残しつつ、将来の高齢化を見据えて長期的な担い手の育成と農地集積を図る。集落で農地や担い手のあり方を話し合う「人・農地プラン」を定め、定例会を通じて若手などへ農地を集積。組織自体は農作業受託などで個別経営を支える。中山間地域や集落営農などへの支援策に柔軟に対応する受け皿として機能し、若手から高齢者まで多様な担い手が営農継続できる環境を整備する。

(9面・営農技術)

〈写真右:2016年産の米の出来を確認する渡部代表(右)と篠森さん(左)〉