湖の上に浮かび、舟でしか行くことのできない水田がある。滋賀県近江八幡市白王町の「権座〈ごんざ〉」と呼ばれる島で、白王町集落営農組合が、田舟で農機や収穫した米を運んで米作りを続けている。農業体験やツアーなどで住民に参加してもらいながら、水郷の原風景を維持し、地域の誇りにつなげている。
(10面・特集)
〈写真:舟を運転し、収穫した籾を岸まで運ぶ〉
湖の上に浮かび、舟でしか行くことのできない水田がある。滋賀県近江八幡市白王町の「権座〈ごんざ〉」と呼ばれる島で、白王町集落営農組合が、田舟で農機や収穫した米を運んで米作りを続けている。農業体験やツアーなどで住民に参加してもらいながら、水郷の原風景を維持し、地域の誇りにつなげている。