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ハウスホウレンソウ 生育予測システムを自作/人員配置が確実に ―― 福井県福井市・合同会社光合星(13面・営農技術)【2016年11月4週号】

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2週間前に収穫日が判明
草丈測定し予測を修正

 ホウレンソウをビニールハウス37棟(1.4ヘクタール)で周年栽培する福井市大瀬町の合同会社光合星は、播種の時点で収穫予定日が推測できる「生育予測システム」をパソコンの表計算ソフトで自作。パートの出勤計画を的確に立てられるほか、収穫ロスが激減した。福井地方気象台のデータを活用し、夏季は積算温度900度、冬季は日照時間の累計が200時間で収穫適期と判断する。さらに2週間ごとに草丈と気象データを入力し、その年の気象条件に合わせた収穫予定日に修正する。限られた人数で大規模経営を実践する工夫を凝らす。

(13面・営農技術)

〈写真:ホウレンソウの草丈を測る川村さん〉