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規制改革WGの農協改革提言 自民党議員から批判続出(2面・総合)【2016年11月4週号】

 自民党は17日、農林関係合同会議を開き、政府の規制改革推進会議・農業ワーキンググループ(WG)が示した農協改革と酪農改革に対する意見への対応を協議した。議員からは、特に農協改革について、これまでの政府の方針や改正農協法の付帯決議などを無視し、農家が組織する自主・自立の協同組合への不当介入ともとれる提言に対し、「全く受け入れられない」「全面対決だ」「何の権利があって提言か」など反発の声が続出。「現場と信頼関係を築きながら丁寧に進めてきた党の改革議論が台無しになる」「政府による民間組織への経営介入を認めれば、自由主義経済は死んだと同じ」「政府がすべきは農協の自己改革の後押しだ」といった意見が2時間以上にわたり続いた。 

(2面・総合)