ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

津波被災地区に大型園芸ハウス 再生の拠点に【福島県・9月2週号】

160914-08.jpg

 【福島支局】南相馬市では、東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けた同市鹿島区南海老地区に、復興事業として大型園芸ハウスを建設。同地区などの農家で構成する株式会社ひばり菜園(鎌田俊勝社長・51歳)が、小ネギとカキチシャ(サンチュ)の水耕栽培に取り組んでいる。「一日でも早く会社を軌道に乗せ、安定生産・販売をしたい」と鎌田社長は意欲的だ。
 「南相馬市大型園芸施設整備事業」は年内に、育苗や集出荷作業用を含めたアーチ型の鉄骨ハウス7棟(約2.5ヘクタール)がすべて完成する予定だ。

〈写真:今年12月の完成を目指して工事が進められている〉