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大豆 連作年数ごとに緻密な管理で多収 ―― 秋田県大仙市・小貫集落営農組合(11面・営農技術)【2016年9月1週号】

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 大豆「リュウホウ」を21.2ヘクタールの水田転換畑で栽培する秋田県大仙市大曲小貫の小貫集落営農組合では、連作年数に合わせた栽培管理を徹底し、10アール当たり収量242キロ(県平均124キロ)を達成した。水稲からの転換1年目は、播種前に額縁明渠(めいきょ)を施工し、畦畔(けいはん)も除去して排水性を高める。一方、6年以上連作する圃場は、開花期以降に尿素を2週間ごとに3回、葉面散布して生育向上につなげる。

(11面・営農技術)

〈写真:農研機構・東北農業研究センターが尿素の葉面散布などを実証試験する圃場で高橋組合長は「枯れ上がりが遅くなり、大豆の生育が良くなる」と利点を話す〉