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大玉スモモ「貴陽」 甘味に手応え【秋田県・8月4週号】

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 【秋田支局】「JA秋田ふるさと日本すもも栽培研究会」の会長を務める、横手市平鹿町醍醐の国安孝夫さん(61)は、スモモを栽培して16年目になる。主力品種「貴陽(きよう)」の出来に確かな手応えを感じながら、鳥害対策にも熱心に取り組む。
 同研究会が主に取り組む貴陽は200グラムにもなる大玉品種で、糖度は15度以上と強い甘味が特長だ。会員は同市内農家8人から構成され、この品種を栽培するのは県内でも同研究会だけとなっている。「贈答用に今年も注文がたくさん来て手応えを感じている。販売が増え、リンゴ農家の夏季の所得向上につながると考えられる」と話す。

〈写真:大玉スモモ「貴陽」を栽培する研究会の国安さん〉