ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

伝統野菜「畔藤きゅうり」 自家採種し守り続ける【山形県・8月1週号】

160802-09.jpg

 【山形支局】「『畔藤(くろふじ)きゅうり』は地区の歴史そのもの。名前を残すためにも誰かに育て続けてほしい」と話す、白鷹町畔藤の川井敬一さん(62)。地域に伝わる畔藤きゅうりの希少な種を採り続け、郷土の味を守り続けている。
 畔藤きゅうりは直径約3.5センチ、長さ30センチほどで、一般のキュウリと比べ、一回り大きく細長い形状で、黒いイボが特徴。しっかりとした甘味とうま味があり、漬物などに適している。

〈写真:「畔藤きゅうりは30センチ〜35センチの長さで、黄緑色で黒いイボが特徴」と川井さん〉