ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

漢方資材を利用し「巨峰」を栽培【福岡県・8月1週号】

160802-08.jpg

 【福岡支局】「良品生産に力を入れたい」と話す岡垣町の長瀬峰治さん(50)は、長峰園を営み、50アールの園地で「漢方巨峰」をはじめ、5品種のブドウを栽培。漢方巨峰部会の部会長も務めている。
 漢方巨峰とは、漢方薬に使われる生薬を原料に発酵・熟成させた資材を使い栽培したものをいう。「この資材を使うことで、植物が本来持つ免疫力を高める効果があり、強く健康な樹体へ成長を促進させる。また、農薬の使用を軽減できる」としていて、長峰園では、肥料や消毒に使う。

〈写真:園地で長瀬さん〉