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花ハス栽培 絶やさない【福井県・7月4週号】

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 【福井支局】花ハスの生産面積日本一、出荷量は全国上位という南越前町で、「南条蓮生産組合」(井上典宣〈みちのぶ〉組合長・66歳)は1976年から栽培に取り組む。現在は、町内の7戸が約13ヘクタールで栽培し、今年は約5万本の集荷を見込んでいて、生産者の高齢化や減少が進む中、町の特産を守っている。
 40年近く生産に携わる井上組合長は、「圃場ごとにどこが深いかすべて把握している。花ハスの植え替え時期がきている」と話す。圃場に客土する予定もあり、「今後3~5年後の生産に期待をかけ、組合員を増やし、花ハスを絶やさないよう守っていく」と話す。

〈写真:日が昇る前、つぼみの状態のものを鎌で手際よく刈り取っていく〉