農研機構・中央農研センターがマニュアル
収穫間近の農作物がカラスなど鳥類の食害に遭った経験をした農家も多いだろう。固定式防鳥網は、設置費用が高額になるほか、強風や積雪の影響を受けやすく、農作業の障害になるケースがあり、対策に踏み出せない農家もいる。農研機構・中央農業研究センターでは、ホームセンターなどで購入できる安価な資材を使用し、被害に遭いやすい時期だけ設置して鳥害を防ぐ効果的なマニュアルを発表した。防鳥網を簡易に掛け外しする「らくらく設置3・5」と、テグスを圃場に張ってカラスの侵入を防ぐ「畑作テグス君」を紹介する。
(9面・営農技術)