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ブランド米の販路開拓 食堂も好調【千葉支局・2016年7月2週号】

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 【千葉支局】市原市八幡地区を中心に水稲30ヘクタールを耕作する株式会社つばめ農園。代表の布施俊章さん(41歳、同市門前)は、化学肥料は使用せず、ぎりぎりまで農薬を減らして米を生産。また、食味が良い適期に刈り取りできるように数品種を栽培している。栽培品種の一つ「コシヒカリ」は2ミリ目で選別したものをオリジナルブランド「気和味米」として販売する。
 布施さんは、独自に販路を開拓。県内スーパーや食堂などの需要に応えている。「断られて当然、めげずにどんどん営業します」と話す。
 就農当時から支えてくれた仲間と地域を大切にしたいと、仲間の生産した農産物を仕入れて調理販売を行う「農家直営めし処(どころ)つばめ」を今年3月にオープン。県内の食材を多く用いた7種類の定食で気和味米を提供する。

〈写真:「農家直営めし処 つばめ」の前で布施さん(左)〉