夏野菜を栽培する上で、除草作業は農家の大きな負担だ。作物の畝間や株間に麦類や牧草などを播種し、地表面を覆うことで雑草を抑制するリビングマルチ法は、作業労力軽減のほか、土壌の流亡防止や病害虫の抑制、有機物の供給など利点が多いとされる。栃木県那須烏山市中山で有機農業を営む帰農志塾(戸松正代表、69歳)は、安価なくず小麦をリビングマルチに活用。抑草効果に加え、アブラムシの被害が減るなど効果を上げている。
(9面・営農技術)
夏野菜を栽培する上で、除草作業は農家の大きな負担だ。作物の畝間や株間に麦類や牧草などを播種し、地表面を覆うことで雑草を抑制するリビングマルチ法は、作業労力軽減のほか、土壌の流亡防止や病害虫の抑制、有機物の供給など利点が多いとされる。栃木県那須烏山市中山で有機農業を営む帰農志塾(戸松正代表、69歳)は、安価なくず小麦をリビングマルチに活用。抑草効果に加え、アブラムシの被害が減るなど効果を上げている。