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スナップエンドウ――高い収量が魅力【秋田支局・2016年6月2週号】

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 【秋田支局】鹿角市十和田大湯の中村敏明さん(60)、悦子さん(59)夫妻は、スナップエンドウを栽培。作付面積は7アールだ。収量が良く、他の作物と比べて作業の負担が少ない点などをPRしながら、地域での栽培面積を増やそうと奮闘する。
 品種は「ニムラサラダスナップ」。実の付きが良く莢(さや)ごと食べられ、甘いという。春彼岸明けに種を播き、4月中旬に定植する。
 現在、収穫期を迎え、「期間は長くて1カ月ほど。スピード勝負」と話す。「収穫は朝早くと夕方の2回。平均で70から80箱で、最盛期は100箱近くになる」とほほ笑む。
 中村さんは「周りで手掛けている農家はまだ少ないが、協力してスナップエンドウの魅力を広めたい」と前向きだ。

〈写真:葉欠き作業をする中村さん夫妻〉