【秋田支局】鹿角市十和田大湯の中村敏明さん(60)、悦子さん(59)夫妻は、スナップエンドウを栽培。作付面積は7アールだ。収量が良く、他の作物と比べて作業の負担が少ない点などをPRしながら、地域での栽培面積を増やそうと奮闘する。
品種は「ニムラサラダスナップ」。実の付きが良く莢(さや)ごと食べられ、甘いという。春彼岸明けに種を播き、4月中旬に定植する。
現在、収穫期を迎え、「期間は長くて1カ月ほど。スピード勝負」と話す。「収穫は朝早くと夕方の2回。平均で70から80箱で、最盛期は100箱近くになる」とほほ笑む。
中村さんは「周りで手掛けている農家はまだ少ないが、協力してスナップエンドウの魅力を広めたい」と前向きだ。
〈写真:葉欠き作業をする中村さん夫妻〉