【鹿児島支局】サツマイモ2ヘクタールと35アールの園芸施設でバジル、コリアンダーなどを栽培している、志布志市松山町の萩原廣夫(はぎはらひろお)さん(65)は、自家栽培したバジルとニンニクを使った香り高いバジルドレッシングを製造・販売している。
加工のきっかけは、形や大きさがふぞろいなどの理由で出荷できないバジルを見て「もったいない」という思いからだという。妻のアイ子さん(67)と共に試行錯誤しながら作り上げた。アイ子さんは「サラダだけでなく、どんな料理にも合う万能ソースです。おそばにかけた和風ジェノベーゼはお薦めですよ」と話す。
バジルソルトや黒にんにくゼリーなどの加工品も販売。「安全で安心な商品を届けられるよう、これからも品質向上に努めていきたい」と萩原さんは意気込んでいる。
〈写真:ドレッシング(右)とソルト〉