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第二の人生 農でイキイキ ―― 静岡県富士宮市・定年帰農集団「新鮮組」(3面・暮らし)【2016年5月1週号】

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耕作放棄地を開墾し仲間と野菜作り
 健康づくりやいきがいとして農業を楽しむ、静岡県富士宮市の定年帰農集団「新鮮組」(中川治久代表、75歳)。20人のメンバーのほとんどが企業などで定年退職を迎えた60歳以上だ。耕作放棄地を開墾し、野菜を中心に年間80品目以上を栽培する。作業は週3回で、収穫した野菜は地元の直売所に出荷するほか、イベントに出店し、メンバー自ら販売している。また、農業体験やスイカ割り大会などを企画する「畑の学校」を毎年開催。地元の親子連れに人気で、土に触れながらメンバーだけでなく、住民同士の交流の場となっている。中川代表は「活動を通して耕作放棄地の有効活用や、農業に関心を持つ人が増えていけばいい」と話す。

(3面・暮らし)

〈写真:体を動かした後のお茶歓談も楽しみの一つだ。右から3人目が中川代表〉