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和歌山県/梅の幼果を直撃 降ひょう被害へ迅速対応 ―― NOSAI和歌山南部(5面・NOSAI)【2016年4月4週号】

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 「一つのウメ果実にいくつも傷が付いている。無傷のものを見つけるのが難しいくらいだ」と、ウメ4ヘクタールを栽培する和歌山県みなべ町晩稲の田中弘さん(59)は肩を落とす。日本有数のウメ産地であるみなべ町と田辺市、白浜町で3月27日にひょうが降り、約1千ヘクタールの園地で幼果に傷が付く大きな被害が出た。NOSAI和歌山南部(和歌山南部農業共済組合、鈴木恒雄組合長)では、園地の被害状況を確認し、適正で迅速な共済金支払いに向けた体制を整えている。

(5面・NOSAI)

〈写真:「みなべ・田辺地域が世界農業遺産に認定され、今年はウメの消費拡大や価格低迷からの脱却を期待していた」と、傷果を見て落胆する田中さん〉