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粉炭で土壌改善 ―― 連作障害回避に期待(12面・資材)【2016年4月4週号】

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 連作障害の回避や施肥効果を向上させる資材として従来から、「炭」が活用されている。しかし、一般的な炭では施用法や輸送コストの面で課題も多かった。最近、間伐材や食品残さを粉砕し炭化させた「粉炭」を土壌改良資材として利用する農家も増えつつある。粉状にすることにより作業が楽になり、土壌混和することで偏りなく施用できるなどが特徴だ。特に、野菜などの年間の作付け回数が多い品目での、連作障害回避や地力維持に効果が期待されている。

(12面・資材)

〈写真:「土壌の力を生かすことが大切」と真庭さん(手前)。後ろは山本代表〉