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直売所グループが学校給食で交流【秋田支局・2016年4月2週号】

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 【秋田支局】「農業に関心をもつ子供たちが少しでも増えてくれたら」――鹿角市のみどりの食材連絡会(会員120人、松田誠子会長)は学校給食に地場産野菜を提供する。また、小学校に出向いての食育授業や、フキ刈り体験などで農業の魅力を伝えている。
 同会は鹿角市内に数カ所ある直売所グループで組織。提供する品目や数量は直売所ごとに割り振られ、納入作業も各直売所が、それぞれの給食センターに搬入する。「その直売所にない品目を他のグループから融通してもらっている」と松田会長。35品目を安定供給している。
 2カ月に1回、地場農産物をふんだんに使用した給食を食べる「たらふくかづのの日」に合わせ、食育の授業や、児童と給食を食べて交流を深める活動を年2回行う。「種播きから収穫までの作業を一緒に行い、栽培の大変さや難しさを教えてみたい」と話している。

〈写真:食育の出前授業を行う会員〉