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いももちを佐渡の土産に育てたい【新潟県・4月1週号】

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 【新潟支局】農閑期の10月ごろからサツマイモを原材料として作る菓子「いももち」の製造、販売を行っている、佐渡市小木大浦にある「工房あそび」の金子睦子さん(59)。夫と二人三脚で、手作りの懐かしい味を提供している。
 いももちは、サツマイモを原料とする佐渡の伝統食で小木地区の特産品だ。金子さんは約30アールの畑で、「紅あずま」「紅はやと」「きんとき」など、加工用に約4千本のサツマイモを栽培している。
 サツマイモ本来の色を生かしたいももちは紫、黄色、オレンジと見た目が鮮やか。購入した人からは「色がきれいで、食感がもちもちしていてとてもおいしい。食べ出したら止まらない」といった声が寄せられるという。
 金子さんは「今後、いももちが佐渡のお土産品として定着していってほしいですね」と笑顔で話す。

〈写真:「ぜひ食べてください」とPRする金子さん〉