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中玉トマト「華小町」/食味重視の土作り ―― 愛媛県松山市・風早山本農園(15面・営農技術)【2016年3月4週号】

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 松山市中西内の山本克樹さん(55)は、ハウス50アールで中玉トマト「華小町」を栽培。バーク入り牛ふん堆肥とシイタケの廃菌床を主成分とした有機質肥料に微生物資材5種を混合して土作りし、良食味トマトを生産する。微生物の活性が落ちる冬季は、点滴灌注(かんちゅう)と葉面散布で肥料分を補う。通路には稲わらと米ぬかを散布し、抑草効果に加えて土壌改良にも生かす。樹上完熟させて糖度9度ほどで収穫する。売上高の85%はスーパーや直売所、飲食店への直販が占め、安定経営を図っている。

(15面・営農技術)


〈写真:「食べて感動するトマトを作りたい」と克樹さん。トマトの生育を確認する〉