【千葉支局】「他では味わえない濃厚な甘さが売りです」と話す館山市薗の梁(りょう)寛樹さん(30)。パッションフルーツを栽培する「RYO'S FARM」を経営し、都内のマルシェやオンラインショップで販売している。
使われなくなったビニールハウス15アールを借り、約200本のパッションフルーツを栽培。夏と冬の2度収穫する。完熟するまで実が落ちないように果実を一つ一つクリップで留めている。そうすることで、大粒で濃厚な甘さの果実になるという。収穫後は「森のルビー」と名付け販売する。
農園のパッションフルーツを使った、バタージャム「リリコイバター」の製造販売も行う。
「加工することで客層が広がり、商品を通年販売できるようになりました」と話す。
〈写真:ぜひ一度食べてほしい」と話す梁さん〉