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ウメのジョイント栽培に挑戦【茨城県・3月1週号】

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 【茨城支局】水戸市渡里町の大槻義光さん(79)は「JA水戸梅生産部会(部会員16人)」の部会員7人と共に、約70アールでウメ「白加賀」「南高」などの品種で、「ジョイント仕立て」による栽培を導入している。
 「当初は主枝と幹が付かなかったり、接ぎ木したと思って結束バンドを外してみたら、風にあおられて取れてしまったこともありました」と大槻さん。「この栽培方法だと、木の高さが1.2メートルほどで脚立を使わずに消毒などの管理作業ができ、今までと比べとても楽です。実を傷つけずに収穫もできます」と省力化した成果を話す。
 3年目の昨年は、少量だが収穫できた。今年は収穫したウメの実を初めて出荷する予定だ。

〈写真:作業効率化のため、ウメのジョイント仕立てに取り組む大槻さん〉