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ジャンボイチゴ 目指すはギネス超え【高知県・3月1週号】

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 【高知支局】高知市春野町でハウスイチゴ14アールを栽培する森強さん(35)。普通のイチゴの5倍ほどあるジャンボイチゴ(1粒50グラム以上)を1~2月限定で出荷していて、その大きさと甘さで消費者を驚かせている。
 大きさだけでなく、糖度が高いのも特長。県工業技術センターで糖度を測った結果、有名産地のイチゴが同時期に9度だったのに対し、ジャンボイチゴは11.9度、小サイズでも9.6度を記録した。
 その大きさと甘さを大絶賛した高級料亭「京都吉兆」でコース料理のデザートとして採用。加工調理を一切加えず、そのままの姿で提供している。
 「ギネス超えも狙いたいし、今後は6次化も視野に入れながら体験型の観光農園も始めてみたい」と目標を話してくれた。

〈写真:ジャンボイチゴ(右)とショートケーキ用〉