NOSAI大阪府南部(大阪府南部農業共済組合、石﨑勇組合長)では、地元農業を支えるさまざまな役職を引き受け、住民から信頼を得ている農家がNOSAI部長を務めている。農地の宅地化が進み、高齢化や担い手不足、近隣同士のつながりの希薄化など都市農業を取り巻く現状が厳しさを増す中、農業のセーフティーネットの役割を担うNOSAI事業の役割は大きい。制度への理解を得ながら普及推進に奔走する支部長2人を取材した。
(5面・NOSAI)
〈写真上:NOSAI職員に圃場を案内する吉田さん(右)。ごみを投げ込まれることもあると頭を悩ませている〉
〈写真下:シュンギクの生育を確認する谷野さん。離農者もいる中、続けていきたいと決意する〉