【島根支局】大田市のJAしまね石見銀山女性部「旬彩工房きれんげ」(神谷栄子代表、構成員23人)では、5年前から冬季限定で種ショウガをスライスして砂糖で煮詰めた「しょうがのお菓子」を加工、販売。同工房の冬の主力商品として素朴な味で好調な売れ行きをみせる
食感が柔らかくショウガの繊維が口に残りにくいので食べやすいという同商品は、そのまま食べるのも、紅茶に入れてしょうが紅茶にするのも好評だ。
「切り方や味付け、煮詰め方を納得のいくまで繰り返しました」と話すのは開発の中心になった和田直美さん(63)。「次世代に活動を継承し、地域の活性化を」と夢を膨らませる。
〈写真:左から製造を担当する尾村清子さん、神崎稔子さん、渡辺美紀子さん〉