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水稲・麦・大豆を100ヘクタール超 「緻密」と「省力」を両立 ―― 三重県桑名市・丹羽一久さん(9面・営農技術)【2016年2月3週号】

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 三重県桑名市長島町の丹羽一久さん(58)は、地元で水稲・麦・大豆の3作物を栽培するほか、水稲の異なる作期を利用して労力分散を図り、県外に法人を設立。丁寧な仕事で信頼を得て作業受託面積を拡大し、100ヘクタールを超える大規模経営を展開する。経営の主力作物は小麦。資材の適切な活用により、茎数確保を最優先とする肥培管理で、2015年産の10アール当たり収量は360キロ(県平均265キロ)を達成した。一方、水稲は直販で収益性を高めるほか、直播栽培の導入など効率性も追求している。

(9面・営農技術)

〈写真:「暖冬で分けつしすぎだが、この程度ならば問題ない」と小麦の生育を確認する一久さん〉