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乾燥野菜/約30種を製造・販売 手軽においしく ―― 北海道美唄市・つむぎ屋(3面・暮らし)【2016年2月2週号】

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食味と色を重視して栽培
 北海道美唄市内の農業女性ら5人で運営する「つむぎ屋」は、自家産の野菜を使った乾燥野菜を製造・販売する。ダイコンやタマネギなど単一品目のほか、多品目の野菜を1袋に入れ、鍋に入れて味付けすれば豚汁やスープが簡単にできるセット商品も用意し、約30種類をそろえる。野菜を買っても食べきれない一人暮らしや高齢者世帯に特に人気だ。農閑期は、乾燥野菜を使ったレシピ開発や直売所へ対面販売に出向き、野菜の戻し方や食べ方を提案しながら消費者との交流を深めてきた。「加工場に集まって作業することが日課になり楽しい」とメンバー。農業の合間に取り組む1日数時間の加工作業が憩いの場となり、充実した生活の糧となっている。

(3面・暮らし)

〈写真:「活動は毎日の活力です」。メンバーは左から忍さん、聖子さん、志津子さん、美美さんのほか、田中美保さん(48)〉