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ユズで幸せな村づくり 低コスト・高収入の実現へ「3世代が暮らせる」目標に ―― 高知県三原村(1面)【2016年2月2週号】

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 「ユズは高齢者でも扱いやすく、収益確保も見込める。親、子、孫3世代で暮らせる村にしたい」と話す高知県三原村の高添信行参事。村と農業公社などは連携し、ユズ園地の整備を進める。3月に完成する大規模な自動選果施設を活用し、「日本一の高収入・低コスト」産地を目標に、1個数百円の高級青果を販売する戦略をとる。産地化で雇用を創出し、移住者の獲得につなげたい考えだ。人口1700人弱、農家平均年齢67歳の中山間の村は、ユズを地域活性化の切り札に据えている。

(1面)

〈写真:ユズを確認する岡村さん〉