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品種特性生かしたヤマブドウのピューレ【岩手県・1月4週号】

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 【岩手支局】野田村がヤマブドウの産地であることから、株式会社のだむら(社長=小田祐士村長)が運営する「観光物産館ぱあぷる」では、同村産だけを使って無添加・無加糖で「山ぶどうピューレ」3種を商品化した。
 同社では、3系統の品種の特徴を生かした「酸味」「甘味」「香り」の3種を開発。酸味にはヤマブドウ本来の酸味の強い「葛巻系」を使用。甘味には糖度が高い「野村系」、香りにはヤマブドウの香りの高い「在来系」を使用している。
 「酸味は肉料理のソースに、甘味はヨーグルトなどのデザートに、香りは海産物のドレッシングに合います」と同社の古舘美惠子(ふるだてみえこ)総務課長(55)。使い方でいろいろな味わいを楽しめるという。

〈写真:「山ぶどうピューレ」。ネットでも販売〉