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エアドーム式農業ハウスを開発中【岐阜県・1月4週号】

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 【岐阜支局】農業生産法人株式会社LSふぁーむ(小坂井雅次代表取締役=54歳)では現在、瑞穂市只越に日本初の「エアドーム式農業ハウス」の開発を進めている。
 このハウスの主な特徴は、パイプや柱を使わず300坪から千坪までの自由な広さで施工が可能で、農地のまま土地を利用することができ、建築確認申請が不要なこと。パイプや柱がなくても気圧式を用いることで風や雪に強く、光拡散フィルムを使用することで多段栽培も可能だ。収穫量・回転率ともに従来の施設栽培より、格段に上げることができるという。
 小坂井さんは「今までの農業のあり方を大きく変えるスタイルになっていってほしい」と、今回のプロジェクトの成功を願う。

〈写真:ハウスの内部。多くの人が視察に訪れるという〉