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トマト 品種食べ比べで自家産アピール【島根県・1月3週号】

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 【島根支局】栽培だけでなく野菜の魅力を伝えたいとの思いで、昨年からミニトマトの栽培を始めた出雲市多久町の清水正詩さん(39歳、ハウス1棟=3.7アール)。試食販売を行うなど消費者への宣伝活動に奮闘する。
 清水さんが栽培するミニトマトは糖度が10度ほどあるという。トマトのPRとして昨年10月から店頭で試食販売を開始。月1回のペースで品種ごとに味の違いを体験してもらっている。試食した吾郷道雄さん(67)は「ミニトマトにはないフルーツのような甘さがあり、おいしかった」と甘さに驚いていた。
 清水さんは「消費者に直接訴えかけることが、今後農業を続けていく上で必要なこと」と話している。

〈写真:試食販売を行う清水さん〉