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新技術利用したトマト栽培(2)【栃木県・1月3週号】

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 【栃木支局】温度、照度、二酸化炭素量などのハウス内環境の情報を常時スマートフォンで確認し、トマトの品質向上や収量増に努めるのは、鹿沼市上日向にある丸福農園の福田茂輝(しげあき)さん(38)。「日々、新しい栽培技術が生み出されるところにやりがいを感じます」と笑顔を見せる。
 福田さんは日々の温度管理のため、15分ごとのハウス内環境の情報を、ハウス内設備とスマートフォンを連携させることでデータ管理を行う。「目標の温度管理ができているかの確認に役立っています。栽培後に、自分の管理方法とデータを見比べ、次の栽培につなげています」と話す。
 今後について福田さんは「トマトを通年提供し、データ管理による品質向上に努めていきたい」と抱負を話してくれた。

〈写真:ハウスで「サンマルツァーノ」を手に福田さん〉