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地域の宝を多くの人へ ―― 福井県敦賀市・杉箸アカカンバ生産組合(3面・暮らし)【2016年1月2週】

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 福井県敦賀市の杉箸集落で100年以上前から食べられてきた赤カブ「杉箸アカカンバ」を30アールで栽培し、ぬか漬けなど4種の漬物に加工して販売するのは「杉箸アカカンバ生産組合」だ。カブを割ると赤いさしが入り、酢に漬けると鮮やかな赤い漬物に仕上がるのが特徴。印象に残るマスコットキャラクターを制作し、市内のほか東京のレストランや県のアンテナショップでも販売する。最も大変な間引き作業では、ボランティアを募り交流も楽しむ。地元が誇る伝統野菜の魅力を発信し、過疎が進む集落の活性化を目指している。

(3面・暮らし)

〈写真:杉箸アカカンバを収穫する菅野さん(左)と山口さん〉