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大粒房付きの干しブドウを提供【岩手県・12月1週号】

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 【岩手支局】生食用大粒種ブドウの栽培に励む花巻市高木の佐藤農園の佐藤秀明さん(63)、徹さん(30)親子は、ブドウの付加価値を高めようと、房のまま乾燥させた無添加の干しブドウを商品化し、販売している。
 同園では、185アールで大粒種「紅伊豆」など7品種を栽培。干しブドウは、「安芸クイーン」「黄玉」「シャインマスカット」を使用する。
 今年、食や商品に厳しい目を持つ大手百貨店や出版関係者らが審査する「世界にも通用する究極のお土産~『東北10品』」に干しブドウを出品。高評価を得て、選考された。
 秀明さんは「消費者に干しブドウを食べてみて、生食用も食べてみたいと思わせたい」と意欲的だ。

〈写真:商品を手に佐藤さん親子〉