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スイカ・ハクサイ・カブなど/実家に戻り就農2年目 新品目導入や珍しい野菜作りも ―― 山形県村山市・奥山拓さん、波瑠乃さん夫妻(3面・暮らし)【2015年11月3週号】

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 「いろいろな人に支えてもらっているからこそできる農業です」と話す山形県村山市大槙の奥山拓さん(33)。妻の波瑠乃さん(26)とともに米や野菜を生産する実家に昨年戻り、就農した。スイカなど新たな品目を経営に取り入れ、品目別に担当し、野菜の生産から出荷・販売まで一貫して手がけている。取引先の要望に柔軟に応えるため、新品種の試験栽培や葉菜類のスイスチャードなど珍しい野菜作りにも挑戦する。地域の先輩農家や両親に栽培技術を学びながら自分なりの経営を模索中で、2年後の経営委譲を目指す。波瑠乃さんは自家産野菜を使った料理教室を開いたりマルシェへ出店したりするなど消費者と交流し、農業の魅力を伝えていきたい考えだ。

(3面・暮らし)

〈写真:「技術を磨きながら農業と向き合っていきたい」と拓さん(左)、波瑠乃さん〉