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徳佐りんごの魅力 試食でPR【山口県・11月2週号】

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 【山口支局】「徳佐りんご園の後継者として、一生懸命頑張りたい」。山口市阿東の村本佳寿(よしひさ)さん(45)は、昨年4月、妻の千尋(ちひろ)さん(31)と阿東徳佐地区で「村本りんご園」をスタートさせた。徳佐のリンゴをPRしながら、「いろいろな品種を多くの方に食べてもらいたい」と、栽培に励む。
 約60アールで「まとう」「新世界」「ぐんま名月」など15品種・135本栽培。他に、果肉が赤い「なかの真紅」や「ムーンルージュ」なども苗木から育てているという。また、県内外で徳佐りんごを試食してもらいながらアピールし、販路拡大に努める。昨年、試食会や各地の直売所などに出荷し販売促進をしたため、今年は直接注文するリピーターもいる。
 「今後は6次産業化を目指し、リンゴ栽培の先進県と情報交換し、新品種の栽培にも積極的にチャレンジしていきたいです」と意欲的だ。

〈写真:出荷の準備をする村本さん夫妻〉