ヘッドライン一覧 購読申込&お問い合わせ 農業共済新聞とは? 情報提供&ご意見・ご感想 コラム防風林

食卓に野菜の彩り届ける【香川県・11月1週号】

151104_09.jpg

 【香川支局】「人に雇われる農業は面白くない。小規模でも、やればやるだけ結果に直結するのが楽しい」と話す、高松市多肥下町の「いろどりファーム」代表・有馬純一さん(33)。今年4月に就農し、ハウスでパプリカ、ミニトマトなど計6アールを栽培する。
 パプリカとミニトマトは赤、黄、オレンジの3色を栽培。1パックに色の違う3種類を混ぜて販売する。「ミニトマトは糖度が9から10で、フルーツトマトと同じくらい甘いですよ」と有馬さん。顧客の評判は良く、作れば売れる状態。「『トマト嫌いの子が食べてくれた』と聞いたときはうれしかった」と話す。
 有馬さんは「収穫が一段落する10月以降に収量が上がる作物を植えて経営安定を目指したい。今後も家庭にないものを提供して、食卓に彩りを与えたい」と意欲を見せる。

〈写真:パプリカを手に有馬さん〉