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磯の香り広がるようかんが人気【島根県・10月4週号】

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 【島根支局】松江市野原町の道の駅本庄(安部寿鶴子店長=57歳)では、同市邑生町の市立本庄小学校の児童が環境学習の一環で養殖した、スジアオノリを使ったようかんの売れ行きが好調だ。
 スジアオノリが見た目で分かるように白インゲン豆を使用した、ほんのり緑色の同商品。開発当初は生のノリを使用していたが香りがなく、試行錯誤を重ね、ノリを干すことで磯の香りが広がる商品が完成した。今年8月に販売を開始し、初日は児童も販売に参加するなど盛況だった。
 同校の松尾弘康教頭は「児童たちが、きれいになった中海で育てたノリをようかんとして売り出すことで地域をPRしていきたいです」と話す。

〈写真:スジアオノリのようかん〉