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イノシシ用箱わなに車輪付き輸送箱 捕らえ追い込みとどめ刺す ―― 栃木県足利市・獣害機器メーカーが製造(10面・資材)【2015年10月4週号】

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 野生のイノシシを捕獲した箱わな内で、とどめを刺すのは暴れて難しく、危険が伴うことが多かった。栃木県足利市樺崎町の中田研磨工業は、イノシシ用捕獲の箱わなに取り付けて使う車輪付きの輸送箱を開発した。捕らえたイノシシを箱わなからこの輸送箱に追い込み、安全な場所に輸送した上でとどめを刺す。加工処理場の近くで作業ができれば、解体までの時間を短くでき、肉へのダメージが少ない高品質のイノシシ肉流通にもつながると期待される。

(10面・資材)

〈写真:輸送箱の入り口を開く中田取締役〉