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適地選び業者との契約出荷 ジャガイモ核に水田営農 ―― 熊本県玉名市・アグリ一瀬(11面・営農技術)【2015年10月3週号】

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 「誰にも頼らず、常に5年先、10年先を見据えながら経営を考える」と熊本県玉名市川部田の一瀬〈いちのせ〉きぬ子さん(65)。夫・俊郎さん(63)とともに「アグリ一瀬」を経営し、水田転換畑で契約栽培するジャガイモを核に、年間35ヘクタール規模の農業を営む。毎年、タマネギやキャベツなど新品目を試験栽培し、収益性の高い品目へ柔軟に対応できるようにしている。30代の息子3人がそれぞれ地元に就農。次男が別経営で経営する農業法人の役員をきぬ子さんが務める。今後は息子たちに農地を引き継ぎ、一瀬さん夫妻は新たな経営形態へ進む予定だ。

(11面・営農技術)

〈写真:「農業は、情報を集めて自分で判断する経営感覚が必要」と新品種の黒米の圃場できぬ子さん(右)。左は俊郎さん〉