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魅力的な商品開発で需要を喚起 消費者に「米選びの幅」提供(10面・流通)【2015年10月3週号】

 米の1人当たりの年間消費量が55.2キロ(2014年度)と過去最低を記録し、昨年の米価大幅下落の影響から生産意欲低迷の声も聞こえる。農家の中には、特別栽培や減農薬・減化学肥料などの高品質米の生産も見られるが、需要を底上げする要因にはなっていない。青森や新潟、宮城などの米産地では、新ブランド米戦略を展開され、期待が寄せられている。近年、民間流通企業による銘柄選択の幅を広げる商品開発や新たな流通形態への挑戦が見られる。米のおいしさを数値化して消費者に分かりやすく伝える販売方法や、料理に適した専用米の開発など新しい取り組みを紹介する。

(10面・流通)