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冬ニンジン 播種時のわらふり機械化【長崎県・10月2週号】

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 【長崎支局】県内有数のニンジン産地・諫早市飯盛町では、冬ニンジンの播種時に欠かせないわらふり作業を機械化することで、作業時間の短縮と労力軽減を図っている。
 JAながさき県央ニンジン部会南部支部は研修で岐阜県を訪れ、機械化されたわらふり作業を視察。視察した機械を参考に、飯盛町に適した機械の導入検討が始まった。
 昨年、手押し型のわらふり機が完成。さらに今年はエンジン付きのわらふり機が完成した。わらふり機の導入で収穫量の向上や作付面積の拡大も期待される。
 同市飯盛町の馬場一真さん(22)はニンジン3ヘクタール、ジャガイモ3ヘクタール、水稲2ヘクタールを栽培。「今年から導入しました。作業時間が短くなり、作業効率は昨年と比べものにならないくらい良くなりました。さらに作付面積の拡大も考えています」と話す。

〈写真:エンジン付きわらふり機を使う馬場さん〉