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昔懐かしい農具などがずらり【大分県・10月1週号】

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 【大分支局】国東市国東町の旧大恩小学校区住民でつくる地域起こしグループ「文渓里(ぶんけいさと)の会」(川野文義〈かわのふみよし〉会長)では先ごろ、旧校舎内に「農村博物館」をオープン。昔懐かしい農具や民具が70種類、約170点展示されている。
 この展示は、昨年、同市が世界農業遺産(GIAHS)に認定されたことを受け、伝統的な農具などの保存・継承を通じた地域の活性化を図ろうとするもの。
 「小中学校などから授業の一環として見学に訪れます。生徒はもちろん、先生にもぜひ見てもらいたい」と同会の石田幸人(いしだゆきと)事務局長(76)。「先人が土地の環境を生かしてきた農具などを見てもらいたい」と話している。

〈写真:七島イ織機を使ってみせる石田さん〉